JIVE日誌

製造業におけるホームページからのデータ収集

製造業におけるデータ収集の始発は、ホームページからの情報の収集も大切なツールとなります。今やホームページは企業と顧客との接点であり、顧客の行動や関心を知っておくための貴重な情報源となっております。今回はJIVEで行っている製造業用ホームページからのデータ収集に関するいくつかの方法を紹介します。(ご希望があれば次回詳しくお知らせします)

(この文章は3分ほどで朗読できます)

01 解析ツールの活用

複数のホームページ解析ソフトにてデータを分析する。ホームページのパフォーマンスを分析するためのツールです。訪問者数、ページビュー、滞在時間、ユーザーのデモグラフィック情報など、さまざまなデータを収集できます。これにより、製造業様のどのページが最も人気があり、お客様のどのコンテンツが注目されているかを把握することで経営のアクションを選択できます。

02  フォームデータの収集

製造業のホームページにはお問い合わせフォームや登録フォームなどが用意されております。これらのフォームを通じて収集されたデータは、潜在的な顧客に関する重要な情報を提供します。この情報を収集し、適切に分析しマーケティング戦略を改善を行い、ターゲットを絞りより落とし込んだページの作成と訴求を行います。

03  ソーシャルメディアのデータ統合

現在は製造業もホームページからのデータ収集に加えて、ソーシャルメディアからのデータも統合することが必須となりつつあります。ソーシャルメディアでのシェアやコメント、いいねの数などのデータが全てではありませんが、製造業の製品やブランディング面で必要となり、新たな顧客獲得の為に角度を1度でも上げることで他者との情報スピードという点では大切なポイントになります。

04 データの効果的な分析

データの収集だけ。では全く競争に勝つという事には繋がりません。データの効果的な「分析、戦術、戦略」を使って初めてデータをフルに活用していると考えております。以下に、データ分析の入り口になるポイントを紹介します。

04−1 目標設定

データ分析を開始するにあたり、明確な目標を設定しましょう。どのデータを収集し、どのような情報を得たいのかを明確にし、それに基づいて分析を進めます。例として製造業者様の会社でどういった製品や技術にどのくらい興味を持たれているか。また、その製品や技術はどのジャンルに需要があるのかなどを調べる為に目標を設定していきます。

04−2 データ可視化

データを視覚的に可視化することは社内での情報共有と意思決定のスピードを加速し、社内またはエンドユーザー様との「共通言語」としても有効に活用できます。グラフ、チャート、ダッシュボードなどのツールを使用しデータを可視化を行います。これにより、データの傾向やパターンが一目で分かり改善するべきポイントの炙り出しと優先順位を考える材料となります。また営業ツールとしても利用すればお客様に分かりやすいアプローチを行うことが可能です。

04−3 市場動向の追跡

データ分析は市場動向の調査にも使用されます。競合他社の動向やポジションを自社と比較する為にも有効なツールになります。

04−4 顧客の行動分析

製造業用ホームページからのデータ分析を通じて、顧客のニーズを調査します。どのページが最も訪問され、どのコンテンツが共有されているか、お客様の「興味の足跡」を辿ることで見えてくるものがあります。これにより、マーケティング戦略を行い、新規顧客のニーズに合わせたアプローチを行えます。

05  まとめ

製造業用ホームページから集めた情報で「データに基づく意思決定」そしてマーケティングデータを利用した経営戦略が可能となります。収集したデータと分析結果を用いて、製造業における”勝つため”の戦略的な決定を行いましょう。製品の改善、マーケティング戦略の調整、在庫管理の最適化など、データに基づく意思決定は効率を向上させ、他者との競争力を高める為に競争のより激しくなる製造業での「勝ち残る」ツールとして必要となっております。

製造業用ホームページの制作、運用は今すぐコチラよりお問い合わせください。

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企業名:株式会社JIVE
住所:新潟県柏崎市田中10−31
サービス:HPデザイン・運用・WEBコンサル・システム制作

伊藤秀哲

筆者:伊藤 秀哲
IT業界で20年以上の実績。
ネットショップ運営で国内ジャンルトップのサイトを運営する。
その後ネットで多くの人に届けたいと考える会社様の為にホームページ制作、運用を行うビジネスを始め、多くのお客様サポートを行っている。

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